大人から子供まで、仕事はもちろんプライベートでもインターネットは必要不可欠な時代。
現在はコロナの影響もありテレワークが普及したことから、自宅でも配線なしでネット接続が可能になるようWi-Fi環境を整えることが一般的になりましたし、賃貸マンションでもインターネットが無料で利用できるマンションが増えてきました。
そこで今回は賃貸マンションでWi-Fiを利用するために知っておきたい4つのパターンについて説明していきたいと思います。
Wi-Fiとは
まず初めにWi-Fiについて簡単に説明していきたいと思います。
私たちの生活において無くてはならないものであり、誰もが一度は耳にしたことがある言葉だとは思いますが、意外にもWi-Fiについてきちんと説明できる人は少ないのではないでしょうか。
Wi-Fiとはケーブルを使わずに機器同士をネットワークに接続する無線LANの規格のことです。
スマホやパソコンなどを相互に接続したりインターネットに接続するネットワークをLANといい、Wi-FiとはLANケーブルを使わない無線LANの規格のことを言います。
LANケーブルを用いて機器同士を実際に繋げていた従来の接続方法では機器の数だけ室内をケーブルが這い回ってしまい、見た目も良くありませんでした。
見た目だけでなく、小さなお子さんがおられるような場合は非常に危険です。
そこで登場したのがWi-Fiです。
ケーブルを接続する必要が無くなり、ワイヤレスに機器をインターネットに接続できるようになったのです。
賃貸マンションにおける4つのパターン
賃貸マンションでWi-Fiを利用するために、まずはその賃貸マンションのインターネット環境を確認する必要があります。
賃貸マンションのインターネット環境は以下の4つに分類されます。
①Wi-Fi完備マンション
②インターネット完備マンション
③インターネット対応マンション
④インターネット環境の無いマンション
どのような賃貸マンションでもWi-Fiが利用できない訳ではありませんが、利用開始までの流れが変わってきます。
ここでは一つ一つのパターンについて詳しく説明していきたいと思います。
①Wi-Fi完備マンション
既にインターネット回線引き込み工事もプロバイダ契約も完了しており、Wi-Fiルーターも完備されているマンションです。
マンション全体でプロバイダ契約がされており、自分で契約や機器の準備などをしなくてもWi-Fi環境の整った室内でインターネットを使用することが出来ます。
利用料金は管理費や共益費に含まれている事が一般的です。
②インターネット完備マンション
既にインターネット回線引き込み工事もプロバイダ契約も完了しているが、Wi-Fiを利用するためのルーターは自分で用意しないといけないマンションです。
インターネット回線は引き込まれているので、有線LANで機器を接続することは可能ですが、Wi-Fiを利用するためにはWi-Fiルーターを自分で用意しないといけません。
Wi-Fi完備マンションと同様マンション全体でプロバイダ契約たされているので、利用料金は管理費や共益費に含まれているのが一般的です。
③インターネット対応マンション
各部屋までの回線は引かれていないが、共用部まではインターネット回線が引き込まれているマンションです。
Wi-Fiの利用を開始するためには、部屋に回線を引き込むための工事と、Wi-Fiルーターの用意が必要になります。
そのためWi-Fiルーター代・回線引き込み工事費用・毎月の使用料は入居者負担となります。
④インターネット環境の無いマンション
そもそもインターネット環境が無く、自分で回線会社やプロバイダと契約が必要な物件マンションです。
自分で回線会社やプロバイダと契約しないといけない分手間はかかりますが、自ら選べるといった点はインターネット環境の無いマンションにしか無いメリットでもあります。
契約したい回線会社やプロバイダが決まっている方にはおすすめです。
Wi-Fiを利用してより快適な賃貸生活へ!
今回は賃貸マンションでWi-Fiを利用するための4つのパターンを説明してきました。
これからの時代においてインターネットは必要不可欠であり、賃貸マンションでもWi-Fiが利用出来る時代です。
賃貸マンションによってWi-Fiを利用する方法は違いますが、インターネット環境を確認し、必要な手順を踏めば基本的にどんな賃貸マンションでもWi-Fiを利用することができます。
Wi-Fiを利用して、より快適な賃貸生活を送りましょう!